推理する

  • 2014.07.22 Tuesday
  • 15:13
JUGEMテーマ:読書

私にとって一番のくつろぎの時間は、
上質のミステリーを読んでいる時読書

でも、研修会での講義やら発表やらの準備に追われる時期は、
ミステリーにはまり込んではいけないので、自粛しているのです。
昨年からは、ほとんどがその時期なので、ガマンガマン撃沈汗

ある漢方薬の先生が、
「漢方医学は推理する医学」とおっしゃいましたが、鍼灸もそう。

患者さんの脈やお腹や舌の状態を診て、
気・血・津液がどうなっているか。何が病因になっているか。
何を補い、何を取り除けば良いか。
どの経絡の、どのツボを使えば良いか。

ミステリーは読まなくとも、常日頃から推理する日々なのですが…ニコニコ

で、自粛は今も続いているのですが、
これは読んでも良いでしょう、と思ったのが『鷹野鍼灸院の事件簿』。
帯に「ツボから謎を解く、天才鍼灸師探偵、登場!」と有るのですから、
読まずにはいられません。

著者の乾緑郎さん自身も鍼灸師。
といっても鍼灸師が書いたというより、
作家・劇作家が鍼灸師にもなり、小説を書いた、というところ鉛筆2

主人公の鷹野先生。
患者さんの状態だけでなく、色んな人間関係や秘密や事件を、
ちょっとしたヒントだけで解いてゆく。
きわめて鋭い観察眼や直感を持っているのですひらめき

助手の真奈ちゃんも、ちっとも指導してくれない鷹野先生に文句を言いながらも、
内心はとっても尊敬してます。
真奈ちゃん自身、鍼灸学校卒業1年目なのに、よく出来るしグッド

謎解きも有るけれど、鍼灸治療とは…という解説本の要素も有り。

鍼灸師にとっては、この登場人物はあの先生がモデルかな?
とか、この治療院ってもしかしてあそこのイメージ?とか、の面白さも。

刺さない鍼=鍉鍼(ていしん)の話もちゃんと出てきますよかわいい

(実は以前、ある鍼灸師が出てくるミステリーを読んだ事が有るのですが、
 それはないやろという違和感ありありの話。
 鍼灸治療の事が分かっていない著者で、いや〜な読後感が残ってしまいましたNO!

でもこの本は、
御自身が鍼灸師なだけあって、違和感がないどころか勉強にもなりますYES!

ところで、本の裏表紙に書いてある簡単な内容紹介が、
本文の流れと少し違っているんですが…。
と、研修会の原稿書きで培った観察眼(!?)で指摘しておきます。
って、そんな大げさなものでもないかあっかんべー

さっ、勉強しよムード

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  • 1970.01.01 Thursday
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