脳の話

  • 2017.04.10 Monday
  • 22:05

前回のブログに書いた通り、年末に「脳の海馬」を傷めてしまったので、

今回は、東洋医学では「脳」をどのように捉えているかのお話です。

 

 

あっ、1月に再度MRIを受け、私の「海馬」の回復は確認されました。

「一過性全健忘」は、その名の通り、通り過ぎ、いつも通りの健忘症パクッ

 

実はこの時、MRIの予約時間を間違え、30分遅れてしまいました汗

前回受け取った予約表に書いてあった時間は、診察の時間。

MRIはその30分前と口頭で聞いていたはずなのに、全然覚えていなかったのです汗

 

ドクターMは自分が伝え間違えたと思って、謝罪されたんですが、

違うんです!!ごめんなさい!!私が覚えていなかったんです撃沈

(次の診察の時、私が謝りました。。。)

 

その時はまだ海馬がやられていて短期記憶ができない時だったので、

その場でメモすべきでした、、、鉛筆2

というような判断もできないくらいボーッとしていましたけど唖然

発症時付き添ってくれた娘に、あらかじめ確認すれば良かったんですが、

間違ったと分かった後で、確認しましたたらーっ

 

 

さてさて、鍼灸の古典『黄帝内経 素問・霊枢(こうていだいきょう そもん・れいすう)』から、「脳」について書かれている所をピックアップしてみます読書

 

『素問・五臓別論篇』で、脳は、髄、骨、脈、胆、女子胞(子宮)などと共に、

「奇恒の府(きこうのふ)」に分類されています。

 

「奇恒の府」というのは、府(腑)に似て府にあらず、蔵(臓)に似て蔵にあらず。

「奇恒」と言うくらいですから、ちょっと他と違うよという意味ですね。

 

「府」は内部に空間があるもの。胆・小腸・三焦・胃・大腸・膀胱が六腑。

「蔵」は精気を内に蔵している(持っている)もの。肝・心・脾・肺・腎が五臓。

脳や髄はそのどちらでもあるというか、そのどちらでもないというか。。。くるりん

 

脳や髄の元は腎の精気(エキスみたいな)です。

『霊枢・経脈篇』には、

「人始めて生ずるや、先ず精をなし、精なりて脳髄生ず。」と書かれています。

人の発生には、まず男女の陰精の出会いで新たな精が生まれ、その精から脳髄が生じます。

 

人は「先天の気」と「後天の気」を持っているのですが、

「先天の気」は両親から受け継ぎ、生まれた時から持っている気で「腎」の担当です赤ちゃん

歳を取るほどに減っていきます下向き

「後天の気」は飲食を消化して作り出すもので「脾」の担当です食事

減っていく先天の気を補います上向き

 

『霊枢・海論篇』では、人の体の髄・気・血・水穀(飲食物)の集まる所を「四海」とし、

髄の海、気の海、血の海、水穀の海が有るとしています。

なんてロマンチックなんでしょう波

 

「髄の海」が「脳」です船

 

「髄」は、骨髄や脊髄の髄。

腎の精気と水穀(飲食物)の精微(やっぱりエキスみたいな)から生じます。

 

「髄の海」に余りがあれば、体が軽く力が溢れ、それは人並外れていますグッド

「髄の海」が不足すれば、頭がくらくらして耳鳴がし、足がだるく無力感があって、

目がかすみ、倦怠感があって、横になりたくなります困惑

 

だから何?って言うと、

上記のような症状や「健忘」のような症状なら、

治療には「腎経」を使うのが第一選択肢かな〜、と思うわけです。

もちろん、症状だけでなく、脈診や腹診などでも判断します。

 

『素問・霊枢』の時代(紀元前)から後には・・・

 

明の時代、李時珍は「脳は元神の府」と言っています。

元神とは、精神意識や記憶や思考力や視覚などすべての事です。

 

清の時代、汪昴は「人の記憶は、みな脳にある」と言っています。

同じく清の王清任も「霊感や記憶は脳にある」と言っています。

 

 

では古典において、「感情」も「脳」の担当かというと、そうではなくて、

肝心脾肺腎それぞれが主る(つかさどる)感情というのがあるのですが、

それについては、長くなるので、またの機会に・・・よつばのクローバー

 

 

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  • 1970.01.01 Thursday
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